忙しい先生必見!教材づくりを時短する「型×AI」の極意|捨てる勇気と見せ方のコツ

2025年12月20日

「明日の授業、まだ教材ができていない……」そんな不安を抱えたまま、パソコンに向かい続けていませんか。
私自身、かつては1コマの教材づくりに数日かけてしまう“教材沼”の住人でした。スライドの作り込み、配色のこだわり、アニメーション調整……どれも大事ですが、疲れ果てて授業当日にエネルギーが残っていないこともありました。

しかし現場を重ねる中で気づいたのは、「教材の完成度=授業の質」ではないということです。大事なのは、先生自身が授業で“熱”を込められる状態でいられること。

この記事では、忙しい先生でもすぐに使える
・教材を時短する「型×生成AI」の使い方
・削るべき部分を見極める“捨てる勇気”
・プロっぽく見せるデザインの3コツ

を、私の実体験ベースでわかりやすくまとめました。まずは1つから試してみてください。

なお、私の解説はPowerPointでスライドや資料を作ることを前提としています。
板書中心でPowerPointを使ってこなかった先生方はぜひ、以下の書籍をお手元においてください。
私も、PowerPointの入門書は「できる」シリーズの一冊で(ExcelとWordもできるシリーズのみで基礎を学びました)、あとは使いながら、また詳しい人に聞きに行って慣れました。「やさしく教える」のほうは同僚が愛用しておすすめしているものです。

時短の決め手は「型」を作ることと、生成AIの併用

教材づくりが時間泥棒になる最大の理由は、毎回ゼロから作ってしまうことです。そこで私がたどり着いたのが、「型(テンプレート)を作っておき、AIで中身を埋める」という方法です。

型さえ決まっていれば、レイアウトに悩む時間はほぼゼロに。AIには「要素を埋める役割」だけを渡すことで、教材づくりが格段に速くなりました。素材探しにも時間をかけないため、必要に応じて挿絵もAIに生成してもらいます。

もちろん、AIの提案が完全ではないこともありますが、「たたき台を1秒で作れる」だけで精神的負担は激減。忙しい先生には、まずこの仕組み化がおすすめです。

私が使っている時短システム

  • スライドの型を数種類ストック(穴埋め式で作れる)
  • 配付資料=スライドを再利用し、必要箇所だけ加筆
  • 小テストはGoogleフォームで作成・採点まで自動化

教材づくりに必要なのは「捨てる勇気」

教材づくりで最も時間を消耗するのは、実は「細部の作り込み」です。
色、アニメーション、説明の量……どれも気になってしまうと、無限に時間が溶けてしまいます。

私が大きく変われたのは、“削っても授業は成立する部分を切り捨てる”と決めたときでした。特に、以下のような削減が効果的でした。

私が変えたこと

以前:スライドに説明をすべて書き込む → 情報過多で伝わりづらい
今:重要な見出しだけ書き、説明はすべて口頭で補足

この変更により、授業のテンポが良くなり、生徒の集中も続くようになりました。「説明しすぎない」ことは、実は良い授業の大事な要素です。

口頭説明を強化する際、以前もお話ししましたがプランナー向けのプレゼンテーション授業を構築しながら、自分自身の確認にもなりました。プレゼンテーションの技術は、先生にとっても重要なものだと思います。
話し方、プレゼンの専門書を手元に置くことを強くおすすめします。私も数冊、常に手に取れるところにあります!

誰でもプロっぽい教材にできる3つのデザイン原則

「時短=雑になる」ではありません。むしろ、余計な要素を削るほど見栄えは洗練されていきます。ここでは、特別なデザイン知識がなくてもできる3つの基本を紹介します。

  • 文字量は最低限に:キーワードを大きく
  • 配色は2〜3色だけに固定
  • 画像は同じタッチで統一

実はYouTube教育系チャンネルやTEDの資料も、これらの原則を徹底して作られています。資料は「話を引き立てる脇役」として設計することで、授業の魅力が最大限に生きてきます。

疲弊せず、熱を込め続ける授業スタイルへ

教材づくりはマラソンです。すべてを完璧にやろうとすると、授業当日に力が残りません。

私は時短を徹底し始めてから、授業でのコミュニケーション量が増え、生徒の反応も良くなりました。AIやテンプレートは手抜きの道具ではなく、先生の“熱”を長く保つための味方です。

まとめ:今日から1つだけ変えてみる

次の3つのうち、どれかひとつだけでOKです。

  • スライドの文字量を半分にする
  • 配色を3色以内にする
  • AIに「説明順だけ」考えてもらう

小さな改善が積み重なるほど、教材づくりはどんどんラクになります。忙しい先生ほど、まずは“削る勇気”から始めてみてください。

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