「おはよう」「帰るよ」で朝晩の情報収集を時短|コピペで使えるプロンプト全文公開
朝の出発前に、天気アプリ、乗換案内、ニュースアプリ……と、いくつもアプリを開いて確認していませんか。帰宅前も同じように、天気や運行状況、事件情報を個別にチェックしていると、それだけで数分が溶けてしまいますよね。
この記事では、生成AIに「おはよう」「帰るよ」と一言伝えるだけで、天気・電車の遅延・事件や事故情報・持ち物アドバイスをまとめて返してもらうためのプロンプト全文を公開します。コピペして、あなたの地域や路線名に書き換えるだけで今日から使えます。
毎朝・毎晩の情報収集を少しでもラクにしたいママ・パパに向けて、準備の仕方からカスタマイズのポイントまで、順番に解説していきます。
この記事でわかること
「朝と夜の情報チェック、もう少しなんとかならないかな」と感じている方に向けて、このプロンプトでできることを先にまとめておきます。この記事を読み終える頃には、ChatGPTなどの生成AIに一言声をかけるだけで、通勤・通学前と帰宅前に欲しい情報を一括で受け取れるようになります。
- 朝用「おはよう」プロンプトの全文と使い方
- 帰宅用「帰るよ」プロンプトの全文と使い方
- あなたの生活に合わせてカスタマイズするポイント
- どのAIサービス・環境で使うと快適か
- 今日からすぐ試すための具体的な手順
準備:プロンプトを使う前に決めておくこと
いきなりプロンプトを貼り付ける前に、まずはあなたの暮らしに合わせた「条件」を整理しておくと、あとがとてもラクになります。ここで5〜10分かけてメモを作っておくと、後ほどのカスタマイズがほぼコピペだけで終わります。スマホのメモアプリや紙のメモ帳など、すぐ見返せる場所にまとめておきましょう。
具体的には、次の3つを決めておきます。
- チェックしたい地域
- 自宅の市区町村名
- 勤務先の市区町村名
- 子どものお迎え先の最寄り駅
- 利用する交通路線
- 朝の通勤で使う路線名(2〜3本)
- 帰宅で使う路線名
- 代替路線があれば併記
- 事件・事故情報をチェックしたいエリア
- 自宅の最寄り駅の名前
- 勤務先の最寄り駅の名前
- 大きなショッピングセンターや、子どもの学校・保育園の最寄り駅など
注意:自宅の番地や建物名など、個人が特定できる情報はプロンプトに書かないでください。市区町村名や駅名までに留めるのがおすすめです。
朝用「おはよう」プロンプト──全文と使い方
ここからは、実際に使えるプロンプトをそのまま公開します。まずは朝の出発前に使う「おはよう」プロンプトです。プロンプトをChatGPTなどのチャット画面に貼り付けて保存しておけば、毎朝「おはよう」と入力するだけで、天気・運行状況・事件情報・持ち物アドバイスが一括で返ってくるようになります。
最初はサンプルの地域名・路線名のまま動かしてみて、そのあと自分の生活圏に合わせて少しずつ書き換えていくと安心です。
朝用プロンプト全文(コピペOK)
このチャットでは、私が「おはよう」と言ったら、以下の情報を1時間以内に更新されたソースから収集し、まとめて読みやすく出力してください。
【出力トリガー】
- 私が「おはよう」と言ったら、以下の情報をまとめて出力すること。
【収集対象】
1. 神奈川県相模原市の天気
- 今の天気(晴れ/曇り/雨などひとことで)
- 最高気温・最低気温
- 今から2時間後までの降水確率
- 熱中症警戒アラート、PM2.5、強風などに関する注意喚起があれば簡潔に
2. 電車の運行状況(各路線の現在の遅延・運休状況)
- 京王相模原線
- JR横浜線
- JR山手線
3. 準備品アドバイス
- 現時点での天気・午後の降水確率、気候に関する注意喚起を参考にアドバイスがあれば短く。
例:「もう本降りだから傘がいる」「折りたたみ傘持ち歩き推奨」「本降りの可能性あり、靴選び注意」「羽織り物があると安心」「PM2.5情報が出ているからマスクを持って」「日傘必須」
4. 事件・事故情報
- 橋本駅周辺、新宿駅周辺で大きな事件や事故(火事、犯罪者逃亡など)で未解決のものがあればその速報を伝える
- 解決済みのもの、過去の事件は伝えなくてよい
- 情報が見つからなければ「事件や事故はなし」と伝える
【出力形式】
- 各項目に【見出し】をつけて区切ること(例:【天気】【電車】【準備】)
- 内容は簡潔に、私がスマホでサッと見て判断できるように
【ソース・鮮度について】
- 情報は必ず**1時間以内に更新された日本語ソース**を優先して収集
- 情報が見つからない場合は「現在、最新情報が見つかりませんでした」と明記すること
以上をふまえて、毎朝「おはよう」って言われたら、ぜんぶまとめてよろしくね!
朝用プロンプトのカスタマイズ方法
上記プロンプトのうち、次の部分をあなたの生活に合わせて書き換えます。迷ったら、まずは市区町村名と路線名だけ変えて動かしてみるのがおすすめです。
- 地域の変更
1. 神奈川県相模原市の天気
↓
1. [あなたの市区町村名]の天気 - 路線の変更
2. 電車の運行状況
- 京王相模原線
- JR横浜線
- JR山手線
↓
2. 電車の運行状況
- [あなたが使う路線1]
- [あなたが使う路線2]
- [あなたが使う路線3]
「○○駅から○○駅まで」という書き方でもOKです。私は実際に経路で指定して使っています。 - 事件・事故チェックエリアの変更
4. 事件・事故情報
- 橋本駅周辺、新宿駅周辺で
↓
4. 事件・事故情報
- [最寄り駅名]周辺、[勤務先最寄り駅名]周辺で
大きなショッピングセンター名や、子どもの学校・保育園の最寄り駅なども指定できます。
帰宅用「帰るよ」プロンプト──全文と使い方
次に、仕事やお出かけからの帰宅前に使う「帰るよ」プロンプトです。朝用との違いは、帰宅時に必要な情報に特化していること。帰り道の天気や電車の運行状況に加えて、渋滞やイベントによる混雑、危険回避につながる情報をまとめてチェックできます。
こちらも同じように、まずはサンプルのまま動かしてみて、問題なければ地域名・路線名・チェックエリアを少しずつ自分用に変えていきましょう。
帰宅用プロンプト全文(コピペOK)
このチャットでは、「帰るよ」と声をかけたら以下の情報を1時間以内に更新されたソースから収集し、まとめて読みやすく出力してください。
【出力トリガー】
- 私が「帰るよ」と言ったら、以下の情報をまとめて出力すること。
【収集対象】
1. 神奈川県相模原市の天気
- 今の天気(晴れ/曇り/雨などひとことで)
- 現在の気温
- 今から2時間後までの降水確率
- 雷、強風などに関する注意喚起があれば簡潔に
2. 電車の運行状況(各路線の現在の遅延・運休状況)
- 京王相模原線
- JR横浜線
- JR山手線
3. 帰宅時危険回避情報
- 橋本駅周辺、新宿駅周辺で大きな事件や事故(火事、犯罪者逃亡、不審者目撃など)で未解決のものがあればその速報を伝える
- 神奈川県相模原市、駅周辺道路の渋滞情報
- 祭りやスポーツ等の催し物による交通規制や観客帰宅の混雑が見込まれる場合はその情報と、混雑予想時間(イベント開始、終了時間による)
- 催し物情報は、出力した当日に開催しているもの、帰宅に影響を与えるもののみでよい(終わったもの、近日予定されているものなどはリストアップしない)
【出力形式】
- 各項目に【見出し】をつけて区切ること(例:【天気】【電車】【安全】)
- 内容は簡潔に、私がスマホでサッと見て判断できるように
- 解決済情報、古い情報は迅速な確認の妨げになるので表示しない
【ソース・鮮度について】
- 情報は必ず**1時間以内に更新された日本語ソース**を優先して収集
- 情報が見つからない場合は「現在、最新情報が見つかりませんでした」と明記すること
以上をふまえて、「帰るよ」って言われたら、ぜんぶまとめてよろしくね!
帰宅用プロンプトのカスタマイズ方法とポイント
帰宅用プロンプトも、基本的なカスタマイズの考え方は朝用と同じです。地域名・路線名・チェックエリアをあなたの生活圏に合わせて書き換えていきます。
- 地域名:自宅の市区町村名を指定
- 路線名:帰りに使う路線/経路を指定
- 事件・事故・渋滞エリア:自宅最寄り駅や、よく使う道路・ショッピングモール周辺など
帰宅用ならではのポイントとして、次のような調整もおすすめです。
- 降水確率の時間:「今から1時間後まで」など、家に着くまでの時間に合わせて調整する
- 渋滞情報:タクシーや車をよく使う方は、道路交通情報の取得を追加する
- イベント情報:「当日開催中のもののみ」など条件をはっきり書いておくと、不要な情報が減って見やすくなります
どのAIサービスで使う?おすすめ環境
このプロンプトは、ChatGPT、Gemini、Claudeなど、複数の生成AIサービスで動作確認済みです。私は主にChatGPTで活用しており、朝晩のルーティンとして安定して動いています。どのサービスを選ぶか迷っている場合は、まずはChatGPTから試してみると良いでしょう。
また、スマホアプリで使うか、PCブラウザで使うかによっても使い勝手が変わります。通勤中にサッと確認したい場合はスマホアプリ、朝の支度前にまとめて確認したい場合はPCブラウザで固定のタブを開いておく、といった使い分けもおすすめです。
- ChatGPT:ブラウザでもアプリでも使いやすく、安定動作を重視する方に
- Gemini:Googleサービスとの連携を重視したい方に
- Claude:長文プロンプトの編集や管理をしっかり行いたい方に
まずはメインで使うAIサービスを1つ決めて、そこに「おはよう」「帰るよ」専用のチャットスレッドを作っておくと、毎日のルーティンとして定着しやすくなります。
今日から試すための3ステップ
ここまで読んで「便利そうだけど、準備が大変そう…」と感じた方に向けて、今日から無理なく始められる3ステップにまとめました。全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫。まずは朝用プロンプトだけでも動かしてみるところから始めてみましょう。
- 自分の地域・路線を書き出す
スマホのメモアプリなどに「自宅の市区町村」「勤務先の市区町村」「よく使う路線・駅名」をざっと書き出します。 - プロンプトをコピペして、該当箇所を書き換える
朝用と帰宅用のプロンプトをチャット画面に貼り付け、先ほど書き出した地域名・路線名に差し替えます。 - チャット欄に「おはよう」または「帰るよ」と送ってみる
まずは朝用プロンプトからテストしてみて、必要に応じて「見出しの名前」「取得したい情報の粒度」などを微調整していきましょう。
最初の数日は、いつものアプリチェックと並行で動かしてみて、「これくらい出てくれたら安心できる」というラインを探っていくのがおすすめです。
まとめ:朝晩の安心はAIに1コマだけ任せてみよう
この記事では、朝用「おはよう」と帰宅用「帰るよ」のプロンプト全文と、カスタマイズのポイントを紹介しました。
- 朝は「おはよう」で天気・運行状況・事件情報・持ち物アドバイスを一括チェック
- 夜は「帰るよ」で帰宅時の天気・運行状況・渋滞・イベントによる混雑をまとめて確認
- 地域名・路線名・チェックしたい駅名を先に整理しておくと、カスタマイズがぐっと簡単に
- ChatGPTなど、メインで使うAIサービスを1つ決めて専用スレッドを作るとルーティン化しやすい
まずは朝用プロンプトだけでも試してみて、毎朝の「アプリを何個も開く時間」がどれくらい減るか体感してみてください。数分の積み重ねが、1週間・1ヶ月たつと大きな差になっていきます。
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この記事は、忙しいママ・パパが「朝晩の情報収集だけでもラクにしたい」と思ったときに、すぐ動き出せるように書いています。気になった方は、この記事をブックマークして、まずは明日の朝の「おはよう」から試してみてくださいね。




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